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- 2026.09.17
働く外国人材の日本語教育、どう続ける?長崎のpordoによる学習支援

仕事をしながら、勉強を続ける。それは、日本人にとっても簡単なことではありません。
長崎を拠点に外国人材への日本語教育を行うpordoでは、特定技能・技能実習等で働く方に日本語を教えています。授業を考えるときに大切にしているのは、仕事のある毎日の中で、どうすれば学習を続けられるかということです。
育成就労に向けて日本語講習を検討している企業の皆さまにも、参考になればと思います。
働く人の生活に合った学び方を考える
pordoでは、留学生に日本語を教える業務も行っています。ただ、学校で学ぶ留学生への授業と、特定技能・技能実習等で働く外国人就労者への日本語教育は、分けて考える必要があります。
学校で学習時間が組み込まれている人と、仕事を中心に生活している人とでは、学習に使える時間も、日々の負担も異なります。授業や宿題の進め方をそのまま当てはめるのではなく、教師側が発想を切り替えることが必要です。
まずは、半年後、1年後に何ができるようになりたいか。その目標と、企業の予算や勤務の都合、実施できる授業回数を踏まえて、コースを考えます。
ただ、限られた授業時間だけでは、十分な練習が難しいこともあります。そこでpordoでは、コースに応じて、授業の外でも取り組めるウェブ上のクイズやドリルなどを用意しています。
本を開いて問題を解くのが好きな人もいれば、スマホで手軽に取り組むほうが続けやすい人もいます。日本語を学ぶ目的や、必要性の感じ方も人それぞれです。
用意した教材を全員に同じように使ってもらうことより、その人に合う学び方を見つけられることを大切にしています。
授業の外にある努力に気づく
先日、月に2回ほど授業で会う、ある受講者の教材利用履歴を見て、はっとしました。
授業ではおとなしく、あまり目立つタイプではない方ですが、授業のない日にも、何度も教材を開いて勉強していたのです。
そのことを伝えて声をかけると、顔がぱっと明るくなり、少し照れくさそうに笑ってくれました。
授業中の様子だけでは、気づけなかった努力でした。私自身、目の前で見えていることだけで、その人の学習を捉えてはいけないと、改めて感じた出来事です。
もちろん、利用履歴が少ないからといって、勉強していないとは限りません。本を読んだり、好きな動画を見たり、別の方法で学んでいる方もいます。
授業での様子、教材の利用履歴、そして本人との会話。いくつかの手がかりを重ねながら、一人ひとりの学習を知ろうとすることも、教師の大切な役割だと考えています。
一人で学ぶ時間と、一緒に学ぶ時間をつなぐ
自分のペースで使える教材は便利です。その一方で、先生や仲間と会う時間が、学習を続ける支えになることもあります。
分からなかったことを直接聞ける。ほかの人の頑張りに刺激を受ける。次の授業に向けて、もう少し勉強しようと思える。
画面越しでも教室でも、そうした時間の意味を、日々の授業で感じています。
「この教材は使っている?」「どうだった?」と聞いたときに、「自分には合わない」「ここが難しい」と率直に話してもらえる関係も大切です。そのやり取りが、次の授業や学び方を考える手がかりになります。
pordoでは、自分で学べる教材と、人と一緒に学ぶ時間を組み合わせながら、働く方の日本語学習を支えています。
外国人社員の日本語学習について、何から始めればよいか、仕事とどう両立できるか。職場の状況に合わせて、一緒に考えます。
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